兵庫県西宮市 浜田歯科クリニック |審美歯科のホワイトニング-矯正・一般歯科・小児歯科

telmail


お知らせメールサービスについて

院長コラム

矯正歯科

何を目的に矯正治療をお考えですか?
当院では審美的なゴールだけを求める矯正治療ではなく、一生を通じて食べる喜び、自信のある笑顔を持ち続けていただくためのお手伝いが出来たらと考えています。
そのために矯正歯科医の目線だけでなく、一般歯科医、衛生士の目線をも通して、患者さまのお口のトータルバランスの中での矯正治療をすすめていきます。

矯正治療とは?

乱れた歯並び(出っ歯、受け口、乱杭歯)は、見た目は勿論のこと、健康を維持する上で多くの障害をもたらします。 歯ブラシがとどきにくい為に虫歯や歯肉炎の原因となったり、正しい発音が出来ない、肩こりや視力の低下などの原因にもなります。 また成長期の子供の場合では、悪い歯並びはからだ全体の成長や発育にも影響をおよぼします。 このような悪い歯並びを矯正装置を使って機能的、審美的に満足な噛み合わせに治療することが矯正治療です。 時間をかけて歯を少しずつ動かすことにより、緊密な噛み合わせをつくるもので、差し歯や入れ歯による治療とは異なります。

矯正治療に年齢的な問題はあるのでしょうか?

矯正治療は、子供がするものとお考えになっていませんか?
けっしてそうではありません。
矯正治療はニーズに応じて、あらゆる年齢層の方に受けていただける治療です。
成長期の子供には、あごの成長を正しく導きながら、よいかみあわせを、成人の方には、全体の矯正以外にも 部分的な矯正や、よりよい状態で詰め物をいれていくための準備のための矯正など、最適な治療計画をたてて すすめます。
治療のすすめ方
初診相談(約30~60分)
 「初診相談=治療開始」ではありません。
歯並びで気になることがあれば、お気軽に初診相談をお受けください。

歯並びに対するお悩みをうかがいます。その上で概ねの現況とそれに対する治療方法及び費用について説明をいたします。十分に時間をかけてお話を伺わせていただきたい為に、出来るだけ御予約の上に御来院下さい。
検査(約60分)
実際に当院での矯正治療をのぞまれた場合、レントゲン写真撮影、歯や顔の写真撮影、歯の模型の型取りなど治療方針を決めるための精密検査をいたします。 また当院では矯正治療のための検査だけでなく、一般歯科医、衛生士による虫歯と歯周病の検査も同時に行い矯正治療の前に必要な歯科治療はないかのチェックを行います。
診断(約30~60分)
検査の結果にもとづいて治療方針の説明をいたします。当日は患者様のご要望を十分重ねあわせた上で実際の方針と使用する装置の種類を決定していきます。矯正治療にかかる期間、料金についても説明をいたします。
矯正料金のお支払い方法につきましては分割払い等ご相談に応じますのでご相談ください。
矯正治療
通常は1カ月に1~2回の来院ペースで治療をすすめていきます。治療中は特に十分なブラッシング指導を受けていただきながらすすめていきます。 治療段階についての説明や、患者様の疑問にお答えするなどコミュニケーションを取りながらの治療を心がけています。
保定
移動した歯が顎骨で安定するまで保定装置を使用していただきます。 通常は取り外しのできるタイプのものです。
メインテナンス
不良な補綴物や歯の変色がある場合は補綴処置やホワイトニングによってそれらの改善を行います。
その後も噛み合わせの確認や虫歯や歯周病の状態を定期的にチェックしていきます。
矯正装置の種類
矯正治療をおこなう際、矯正器具が目立つのではないかとご心配かもしれません。最近では歯の色に近い  審美ブラケットやワイヤー、またワイヤーを使用しない取り外し可能な装置もあります。  従来とは比べられないほど目立たずに矯正治療を受けていただくことができます。
メタルブラケット
従来の金属製ブラケット

審美ブラケット

プラスチックやセラミックなどの白く歯の色に近いブラケット

セルフライゲーション ブラケット
ワイヤーと装置を固定しない装置

その他

舌側矯正(歯の裏側のブラケット)
マウスピース型矯正装置(インビザライン) ※
※完成物薬機法対象外の矯正装置であり 、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。一般的には数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、治療期間が予想されたものより延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要です。それらによって治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯磨きが難しくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、 丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けることが大変重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。(三角のかげのようにみえることがあります。)
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開け閉めしにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初の治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形態修正や、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損したり、再製が必要になる可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置の使用を指示どおり行わないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、治療後の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 舌癖など態癖が続いていると、治療後にずれが起こる可能性があります。
⑱ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑲ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。