スタッフブログ
2015年4月
MFTについて~舌癖の原因
桜の季節もそろそろ終わり、これからは元気な新緑の季節です。
みなさまの新生活はいかがですか?
クリニックでは真新しい制服がまぶしい患者さんや
わくわくした気持ちを聞かせてくれる患者さん・・・
私も元気をもらっています。
さて、MFT第5弾として、舌の位置を悪くしてしまう原因について
お伝えします。
原因は複数がかかわっていることがほとんどですがおおまかに
分けて書かせていただきたいと思います。
・幼少期からの指しゃぶりやおしゃぶりの長期化によるもの
あごの骨格性問題をひきおこし、嚥下や発音の際の舌の理想的な動きを獲得できず
に定着してしまいます。
・口呼吸や姿勢の問題
アレルギーや鼻疾患による口呼吸や、パソコンやゲームの使用による悪い姿勢なども
舌の位置や動きを悪くします。
口呼吸は食べ方に関係があり、口唇をあけたまま口で息をしながら咀嚼せねばならず
正しく舌をうごかして飲み込むことが難しくなるため、
悪いパターンを習得してしまいます。
・舌小帯の付着異常
舌の下のヒモの着く位置によって、舌が伸びきることができず、
いつも舌が下に位置していて 動きも十分ではなくなります。
これらは、どれも密接に関わっていますので、改善のためには
いろんな方面からのアプローチが大切になってきます。
そのために、改善にむけては、根気が必要で、時間がかかります。
正しい舌の位置や動きは、歯並びに関係しているだけではなく、健康そのものに
大きくかかわっていますので、MFTをはじめ生活習慣の見直しなどによって
よりよい状態を取り戻すことが必要です。
浜田歯科クリニックでは、矯正患者さんだけではなく、皆様にMFTを身近に感じて
いただけたらと思っています。
私も必要なのかしら~と少しでもご興味がおりでしたら、是非お気軽にお声掛け
くださいね。
ただ今の待合室のアロマは、サイプレスです。
新緑の季節に向けて、ウッディーな香りに元気が伝わると幸いです。
Dr. Natsu
院長、週末の収穫は自分でさばきます (真剣・・・!)
そして、皆でおいしくいただきます (笑)